お子様の歯並び(小児矯正)

お子様の歯並びについて

よく小学1~3年生のお母さんから、子供さんの歯並びについて質問されます。一番多いのはもちろん前歯の歯並びについての質問です。
残念ながらほとんどの場合、その前歯をさわっただけでは治りません。簡単にいうと歯という「おかず」があごの骨という「おさら」に並ばない状態になっているからです。あごの骨は成長するんじゃないかと思われるかもしれませんが、既に歯が生えているところ(特に前歯のところのあごの骨)はさほど大きくならないのです(大きく成長するところは奥歯より後ろのあごの骨)。
ではどういう解決方法があるかというと、大まかにいうと
①あごの骨を大きくする(「おさら」を大きくする)方法
②歯を抜く(「おかず」を間引く方法。特に永久歯の前から4番目か5番目の歯を抜くことが多い)方法
の2つです。

しかし、できるだけせっかく生えた永久歯を抜く方法はとりたくないものです。ですのでできるだけあごの骨を大きくする方法でやりたいと思っています。では何歳になってもあごの骨を大きくする方法がとれるかというとそうはいきません。
上のあごの骨は20歳くらいまで大きく広げることが可能です。上あごの真ん中は左右に分かれているのですが(正中口蓋縫合といいます)、そこに力をかける簡単な矯正装置を使うことによって大きく広げることができます(外科的な処理は一切必要ありませんし、ほとんど痛みません)。
ところが下あごは左右に力をかけても、左右の永久歯の犬歯(糸切り歯)が完全に生えてしまってからでは大きく広げることができません(広げても元に戻ってしまいます)。永久歯の犬歯が生えるまでだとまだ骨がとても柔らかいので、徐々に力をかければ少しずつ拡大できます。しかし永久歯の犬歯の生えるのはおよそ小学3~4年生くらいなので、それまでに矯正装置を付けてもらわないといけません。したがって下の歯に関してはあまり時間的な余裕がありません。
しかしすべての症例で時期を過ぎると永久歯の抜歯をしないといけないかというと、そうでもありません。確実に言えることは早い時期に手を付けた方が、永久歯を抜かなくても良い確率が高まることだけは確かです。

私の医院では特に小学生の間は、できるだけ前から見えない矯正装置で対処するようにしています。
私の症例の一部をご覧ください。またご質問があればお気軽にご相談ください。

当院の症例

症例1

歯並び矯正の症例

上下とも前歯の歯並びが悪い

歯並び矯正の症例

上下とも前から見えない装置を入れる

歯並び矯正の症例

次の装置

歯並び矯正の症例

全部永久歯になったら最後に表にワイヤーを通す装置で仕上げをする

歯並び矯正の症例(完成)
完成

症例2

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

最後は表にワイヤーを入れて仕上げる

歯並び矯正の症例(完成)
完成

症例3

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

歯並び矯正の症例

症例1、2と同じように表からワイヤーを装着して治す

歯並び矯正の症例

完成

歯並び矯正の症例(完成)
完成

TOPへ戻る